「なぜ賞味期限切れの水は十分飲めるのに賞味期限表示がされているのか?ほとんどの人が知らないその理由とは」
「賞味期限切れの水は飲めるので台風など非常時に捨てないで!消費者・行政・メディア みな賞味期限を誤解」
他
開会式の後、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美氏より基調講演が行われました。演題は、「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」と題して、日本の食品ロスの現状、世界や国内の先進事例の紹介、家庭で出来る削減例などを話されました。例えば卵の賞味期限は2週間ですが、これは暑い夏に合わせた物で、冬は2ヶ月でもOK。2Lの水の賞味期限は、キャップの隙間から水が蒸発して2Lより減るためにその期限を表示しているのであって、賞味期限が過ぎたからといってまだ安全に飲むことができるなど新しい情報に大変学びの多い物でした。
※水の賞味期限の詳しいお話しは、インターネットで記事が掲載されていますので紹介します。
:井出留美、水の賞味期限で検索してください。次の記事が出てきますのでご一読されるとよく分かります。
「なぜ賞味期限切れの水は十分飲めるのに賞味期限表示がされているのか?ほとんどの人が知らないその理由とは」
「賞味期限切れの水は飲めるので台風など非常時に捨てないで!消費者・行政・メディア みな賞味期限を誤解」
他
次にトークセッションがあり、「地域で挑む商習慣の見直し~食品ロス削減に向けて~」をテーマで行われました。コーディネーターに一般社団法人有機資源協会会長 牛久保明邦氏、パネリストに①製造業を代表して、北陸コカコーラ株式会社取締役社長 井辻秀剛氏 ②卸業を代表して、北陸中央食品株式会社代表取締役社長 澤田佳宏氏 ③商店を代表して アルビス株式会社代表取締役社長 池田和男氏 ④消費者を代表して、富山県婦人会長 岩田繁子氏 ⑤主催者でもある全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会会長 崎田裕子氏で行われた。製造業、卸業、商店、消費者の立場から現状や食品ロス削減の取り組みが話された。まとめでは、食品ロス削減のために3分の1ルールの緩和策等は消費者、事業者、行政が一体となって推進していかなければならいことを強調された。
最後に消費者、事業者、行政の代表者で大会宣言が朗読され拍手で終了した。
※写真をクリックすると大きな画像になります。
写真 左は、トークセッション 右は、大会宣言の朗読